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曇り、夜、バルマ侯爵家の屋敷内にて。
「…アホ侯爵、これは一体なんのおつもりなのかご説明頂けますカ」
急に屋敷に呼び出されたブレイクは、目の前に広がるなんとも奇妙な光景に眉をひそめた。
「うむ、愛い奴らじゃろう。汝の為に作ったのじゃ、帽子屋よ。気に入ったか」
ブレイクの周りを走り回る小さなブレイク達はキャアキャアと口々に何か言っている。
それを煩そうに見やって、ブレイクはステッキを一振り。
あっという間に全員が砂と化した。
「気に入る訳がないでショウ、こんな悪趣味なモノ」
ブレイクはそこで少し咳込むとバルマ侯を心底嫌そうに睨んだ。
鉄の味が口に広がる。
「…全く、余計な…事ばかり…」
その様子を愉快そうに眺めながらバルマは白々しく「それは残念じゃ」と呟いた。
「しかし帽子屋よ。汝はいつも全力で我に応えてくれるのじゃな」
急に話しかけられたのと咳が止まらないせいで、その言葉を飲み込むのに一瞬の間があって、それからブレイクは鼻で笑って答える。
「…えぇ、貴方に関しては、全力で潰さないと…気が済まないんでネ」
それを聞いてバルマは楽しそうに目を細める。
「それだからこちらもからかい甲斐があるというものよ」
「……本当に、ムカつく…アホ毛、ですヨ…」
意識が朦朧としてきたブレイクはぐっと脚に力を入れようとした。
しかし視界は意に反して大きく斜めに傾いた。しまった。
そこで一瞬意識が途切れる。
次に気付くと体は予想外なことに何か温かいものに包まれていた。
不思議に思いながら目を開けようとした瞬間、何かが唇に触れ、中に入ってくる。
「フゥ、ッ……んっ…」
舌を絡め取られ思わず鼻にかかった甘い声が出る。
自分の予想外の声で頬が少し熱くなった。
回らない思考をフル回転させて顔を横に背けて抵抗すればあっさりと解放された。
「…鉄臭いな」
バルマがうっすらと赤くなった舌をちらりと出した。
「ッいきなり何するんですカ…!」
「なんじゃ、大抵の病はこれで治るらしいぞ。汝は知らぬのか」
「…ムカつくので真面目な顔してくだらない嘘つかないでくだサイ」
「嘘ではないぞ?帽子屋よ」
そうしてブレイクの顎に手を添えるとまた口付けそうな距離でニヤリと囁いた。
「現に我が口付けている間、汝は嘘吐きが治っていたじゃろう?」
……間。
「ハ…ハァ!?何を仰ってるのかわからないんですケド!」
「よいよい、わからなければわからせてやるまでじゃ」
「…ッ!!結構デス!!」
ほら、その手が触れるたび、ワタシの胸の痛みは増す。
あぁ、どうにもこの人にだけは勝てそうにない。
おじいちゃん×おじさん!
時代はそう、BBで・す・よ!☆
BBは好きすぎて通常以上にうまく書けません(という言い訳)
もっとちびブレイク達を活用したかったのですが、活用しようとしたら軽く18禁を越えたので、今回はショッカーの戦闘員並みに自重してもらいました。
私の書くえろって自分でいうのもなんだけどすごく汚いから、あんまり書かないようにしてるんだ…でも我慢がきかなくなったらきっと書きます^^
バルマ侯に対してブレイクはツンデレなんだと思います。
バルマ侯爵はブレイクに構って欲しくて仕方ないんですよ。
これはまだツンの時期。
そのうちド甘いデレの時期も書きたいなぁ。えろなしで書けるかなぁ。
そういえばこれ、ステッキ一振りで全てを砂にできるってこれなんて魔女っ子!というくだらない妄想から生まれた話でした。
言わなきゃ良かった^^
ていうかルー君の二人称間違えてたw
いまいち細かいところが抜けてるようです…orz
「…アホ侯爵、これは一体なんのおつもりなのかご説明頂けますカ」
急に屋敷に呼び出されたブレイクは、目の前に広がるなんとも奇妙な光景に眉をひそめた。
「うむ、愛い奴らじゃろう。汝の為に作ったのじゃ、帽子屋よ。気に入ったか」
ブレイクの周りを走り回る小さなブレイク達はキャアキャアと口々に何か言っている。
それを煩そうに見やって、ブレイクはステッキを一振り。
あっという間に全員が砂と化した。
「気に入る訳がないでショウ、こんな悪趣味なモノ」
ブレイクはそこで少し咳込むとバルマ侯を心底嫌そうに睨んだ。
鉄の味が口に広がる。
「…全く、余計な…事ばかり…」
その様子を愉快そうに眺めながらバルマは白々しく「それは残念じゃ」と呟いた。
「しかし帽子屋よ。汝はいつも全力で我に応えてくれるのじゃな」
急に話しかけられたのと咳が止まらないせいで、その言葉を飲み込むのに一瞬の間があって、それからブレイクは鼻で笑って答える。
「…えぇ、貴方に関しては、全力で潰さないと…気が済まないんでネ」
それを聞いてバルマは楽しそうに目を細める。
「それだからこちらもからかい甲斐があるというものよ」
「……本当に、ムカつく…アホ毛、ですヨ…」
意識が朦朧としてきたブレイクはぐっと脚に力を入れようとした。
しかし視界は意に反して大きく斜めに傾いた。しまった。
そこで一瞬意識が途切れる。
次に気付くと体は予想外なことに何か温かいものに包まれていた。
不思議に思いながら目を開けようとした瞬間、何かが唇に触れ、中に入ってくる。
「フゥ、ッ……んっ…」
舌を絡め取られ思わず鼻にかかった甘い声が出る。
自分の予想外の声で頬が少し熱くなった。
回らない思考をフル回転させて顔を横に背けて抵抗すればあっさりと解放された。
「…鉄臭いな」
バルマがうっすらと赤くなった舌をちらりと出した。
「ッいきなり何するんですカ…!」
「なんじゃ、大抵の病はこれで治るらしいぞ。汝は知らぬのか」
「…ムカつくので真面目な顔してくだらない嘘つかないでくだサイ」
「嘘ではないぞ?帽子屋よ」
そうしてブレイクの顎に手を添えるとまた口付けそうな距離でニヤリと囁いた。
「現に我が口付けている間、汝は嘘吐きが治っていたじゃろう?」
……間。
「ハ…ハァ!?何を仰ってるのかわからないんですケド!」
「よいよい、わからなければわからせてやるまでじゃ」
「…ッ!!結構デス!!」
ほら、その手が触れるたび、ワタシの胸の痛みは増す。
あぁ、どうにもこの人にだけは勝てそうにない。
おじいちゃん×おじさん!
時代はそう、BBで・す・よ!☆
BBは好きすぎて通常以上にうまく書けません(という言い訳)
もっとちびブレイク達を活用したかったのですが、活用しようとしたら軽く18禁を越えたので、今回はショッカーの戦闘員並みに自重してもらいました。
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バルマ侯爵はブレイクに構って欲しくて仕方ないんですよ。
これはまだツンの時期。
そのうちド甘いデレの時期も書きたいなぁ。えろなしで書けるかなぁ。
そういえばこれ、ステッキ一振りで全てを砂にできるってこれなんて魔女っ子!というくだらない妄想から生まれた話でした。
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いまいち細かいところが抜けてるようです…orz
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甘夏
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