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お久しぶりです☆y(ゝω・)y
原稿抱えすぎて全くこれてなくてすいませんん!
今日はキスの日、ラブレターの日ということでブレシャロ話置いていきますね^^
下記の題名っぽいところからどうぞ☆
頂いた拍手のお返事はまたあとで!すみません一カ月以上音沙汰なくておろろろろ!
><ノシ
原稿抱えすぎて全くこれてなくてすいませんん!
今日はキスの日、ラブレターの日ということでブレシャロ話置いていきますね^^
下記の題名っぽいところからどうぞ☆
頂いた拍手のお返事はまたあとで!すみません一カ月以上音沙汰なくておろろろろ!
><ノシ
それは宛名のない、白い封筒でした。
朝、シャロンの元に使用人が一通の手紙を届けました。
宛名がなかったのですが、庭のシロツメクサが添えてあったのでお届けいたしました。
と、初老の彼女はそう言って部屋を出て行きました。
開けてみると、白いレースの便箋がふたつばかり入っていました。
そっと目を通すと細い見覚えのある文字が見えました。
すぐに背の高い、栗色の短髪の彼が思い当って少し驚きましたが
手紙の冒頭には、代筆してもらっている旨が記されていました。
名は抜け落ちていましたが、それが誰からの手紙であるかは明白でした。
ぽつ、と。
黒く滲んだインクに、シャロンは慌てて目頭にハンカチを宛がいました。
それからそっとまた手紙を畳んで封筒に仕舞うと、封をする代わりに静かに口付けを落としました。
少し黄ばんだ紙の香りが鼻を抜け、またひとつぶ、閉じた瞼の隙間から零れる滴が彼女の細い指を温かく濡らすのでした。
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甘夏
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